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対岸の雑草
2017
塩出麻美
東京藝術大学博士課程1年 在籍
2011 pool 展 /旧勝谷小学校 しかのアーティストサポート (鳥取 鹿野)
2012 部屋の抽出 展/光明寺會舘(広島)
2013 シオデノミ 展/ネッツトヨタギャラリー(広島)
2014 匣人物-シオデノミ2 展/ギャラリーあづま(銀座)
2016 phase transition - existence of on and off /Zainul Gallery-1(バングラデシュ)
2017 存在の点滅、つながりの膜 ーシオデノミ3/東京藝術大学修了展内(東京)
私の制作は、平面で「存在の点滅・つながりの膜」を生成することだ。 平面は、そこには無い「空間」「存在」を現実とは違う形で、しかし強く実感できるよう生成し平面を逸脱する。画面の小さな小さな単位で、点のようなものが「在る」「無い」を点滅することと、 その点滅の無数の集まりにより画面の外に無限に拡がる「膜」を出現させることで、平面に「存在」と「空間」を生成。その「膜」は視覚により平面空間と現実を繋ぎ、ひいては人と人とを濃厚な密度で繋ぐ。
この擬似空間への行き来によって、人は心の芯のあたりにある一つの人間であるざわめきを感じられるだろう。現代に生きる上で必ずある孤独に対し、圧倒的肯定で祝福する。
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